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2009年 12月 12日
長年の友人である、画家の谷口靖子さんの展覧会をお知らせします。
16年前にチベットの首都ラサで滞在していたヤクホテルというバックパッカーご用達の宿で出会って以来、その気さくな人柄とその作風にすっかりファンになった作家さんです。 旅人にとっては未知の世界に思いをはせる案内人であり、その世界に生き、あるいは足を踏み込んだことがある者にとっては生命の在り処を示す語り部でもある「地図」。 実体験と幻想が織り込まれたような精緻な「地図」は、見る人にその絵の世界に入り込み、まるでワクワクする探検を体験するような魅力を放っています。その視点はまるで「神のような目線」と、彼女自身が体感してきた風土や人や動物との出会いの「足の記憶」が交錯し昇華されたものかもしれません。 何よりも絵全体からあふれ出す、チベットへの愛が見る人の心を捉えることでしょう。 私もチベット寺院の内部に漂うバターの灯火の香りを思い出してしまうのです・・・。 日時:2009年12月14日(月)〜19日(土)11:00〜19:00 会場:ギャラリー代々木(東京都渋谷区千駄ケ谷4-30-1) 谷口さんのホームページでも他の作品を見ることができます。 お近くの方はぜひ足を運んでご覧になってみてください。特に旅好きの方にお薦めします。
by kaiko_kiich
| 2009-12-12 08:26
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